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    綺麗で清潔 / スタイリッシュブリーディング
    昆虫飼育は汚いというイメージがある。数が増えれば更に・・・・。 大人の趣味として、綺麗でお洒落で、恥ずかしくない飼育をしたい。断じてクワおたくでない。子バエを発生させず。ダニもさよなら。どうすればカッコいい飼育ができるかを考えるページです。
    ※あくまでも小生の趣味レベルの理想です。

    ■ カッコよく飼育したい! 統一性と見た目にこだわる。
    1.

    成虫と幼虫の飼育容器はできるだけ同じタイプのものを使う。
    同じシリーズで統一する。
    沢山飼育すると様々な容器に囲まれるのでタイプ毎に区画を分けた方が良い。行きつけのお店おディスプレイ方法も参考にしよう。

    2. 飼育棚なども同じ種類で統一。ワイヤーシェルフがお手頃。
    お金があればIKEAのシェルフユニット(IVARシステム)又はウォールシェルフ(ANTONIUSシステム) が超カッコいい!→
    3. 成虫にガラス製飼育容器を用いるとインテリア性が高まる。→
    4. 餌皿と止り木は『若やす』さんの品がお勧め。
    私は樹皮の模様と風合いにこだわります。
    良品は真冬に伐採した乾燥木で作製されます。粗末なものは、直ぐにひび割れ、樹皮が剥がれ落ちます。→
    最近はGLOBALの餌皿、シェルルターも安価でお気に入りです。
    5. 飼育部屋の匂いが⇒「いやな臭い」。になる傾向がある。
    その対策として消臭剤を片隅に置く。
    私の場合、プラケースHR-1に100均で購入した詰換え用の消臭ビーズを入れて定期的に交換している。
    標本箱を開けた時の匂いも気になる。100均で小型の活性炭脱臭剤または芳香剤を購入して入れる。→
    6. 産卵セットも一工夫でスペース確保。→
    7. 飼育容器には必ずラベルを張りましょう。
    私の場合は手書きでなく印字しています。成虫管理にはテプラ、
    幼虫管理にはリムーバブルの貼り付けラベルを活用しています。
    表示内容(項目)も統一してフォントの種類・大きさも決めています。
    部分的に張るのでなく全てに張っています。
    何事も徹底すると、なんとなく整然として見た目が良くなります。→
    8. その他、日々、整理整頓・綺麗を心がける。

    ■ 小バエ防止方法
    1. 発生源を見つけてマットを廃棄する。もったいない場合は一晩冷凍させてから自然解凍する。加熱は×。
    2. 幼虫飼育はGポットがお勧め。隙間がある容器は使わないこと。
    蓋がピタリ閉まっていることを必ず確認すること。→
    Gポットは内部が乾燥しやすい。2重PP不織布の間にセロハンを挟めば改善されます。
    3. 幼虫飼育用のマットは大きめの洗濯ネット(100均で購入)に入れて保管する。→
    4. ケースからケースへ移動させない。
    小バエシャッターのような飼育ケースだけ使う。
    洗濯ネットも活用する。
    5. 産卵セット以外は針葉樹のおが屑、防ダニマットまたは未発酵の埋め込みマットを使用する。
    6. パラフィルムで幼虫飼育のカップ(蓋)を巻く。
    ネットで入手可能。→

    ■ 小バエを殺す道具
    1. アースノーマット、フマキラーベープなど。
    クワガタと幼虫に害はありません。
    蚊やコバエに有効な軽微な殺虫剤なので安心です。
    もし仮にクワガタが簡単に死んでしまうような殺虫剤なら、
    人体にも良くないと思います。ただし、バルサンは絶対使用禁止!
    2. 電撃殺虫機を設置する。安い物では2千円程度で入手できる。→
    3. 電撃ラケットは意外と役に立たない。すり抜ける。空振りする。
    エタノールスプレー(下記)の方が有効。
    4. エタノールスプレーは空中のハエに有効。
    適当な霧吹きを購入(大:園芸用、小:100均)
    エタノールは薬局で手軽に買うことができます。無水エタノールと消毒用エタノールがありますが、適度に水で希釈しても良い。ハエに噴霧すると落ちて動きが止ります。→潰してしまえ!
    ただし、クワガタに直接噴霧しない(簡単には死なないが、健康に悪い)。噴霧し過ぎと換気に注意すること。→
    5. その他、食虫植物を部屋に置く。

    まずは発生源を特定して消滅させることが一番大切です。
    そしてハエの出入りを防止する。
    出る=他に感染する。入る=増殖する機会を与える。
    これを徹底的に阻止する。被害拡大を防止する。
    トラップする道具を置いたり、飛んでいるハエを殺しているだけでは永久的に絶滅できません。
    いろいろ組み合わせて効果的に除去しましょう。

    ■ ダニ退治
    1. 退治でなく、最初から発生させないように心がけるのが先決である。
    大抵の場合、腐敗した餌が原因となる。1週間使う人もいるが私は短くしている。
    ダニが出なくても臭いの防止も兼ね、また、大抵のクワガタは新しい餌を好む。
    2. 成虫に付着したダニは歯ブラシで水洗いする。
    (同時に3も実行する。)
    一番のお勧めは、下記の4を実行する。
    なにも無ければ、湿らせたティッシュを入れた容器に隔離して、無くなるまで毎日ブラシする。
    3. マットに湧いた場合は、交換もしくは一晩冷凍→自然解凍、加熱はマットの微生物を殺すのでダメ。
    飼育容器などを徘徊するダニはアースダニシートを敷くか貼り付ける。
    クワガタには接触させないこと。→
    4. 杉、檜チップも効果的。成虫の場合、歯ブラシで水洗いで落としてから
    このチップを入れた容器で隔離する。
    数日すればダニが居なくなる。→

    ※ダニをトラップさせる道具が沢山ありますが、結構高くて寿命があります。 飼育容器の内外を移動するダニの場合、駆除が難しい。全ての容器をリセット。 クワガタが好む環境はダニにとっても良い環境です。少し妥協が必要かもしれません。

    ■ その他、衛生管理以外の推奨品
    1. 園芸用品の鉢底ネットは転倒の足場に最適です。
    木片は腐りますが、これは永久です。
    シート、ロールなどで市販されています。
    好みの大きさにカットして使いましょう。→
    2. ♀殺し防止にはアルミワイヤーもしくはパラフィルムが有効です。
    普通の針金はやめましょう。アルミ材質は軽くて曲げやすい。
    太さは好みですが私は#20を使っています。→
    パラフィルムは園芸用の接木テープでも代用できます。→
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